研究会について

国が、国として存立するための本質:〈国体〉を研究する国際的研究団体

〈国体〉という言葉は、元来、「日本の国の成り立ち、性質」を表す日本語として、江戸時代後期から昭和20(1945)年まで、盛んに用いられました。私たちはこの言葉を、「国が、国として存立するための本質」という、あらゆる国に当てはまる普遍的な意味を担った言葉として使います。そうして、様々な国の〈国体〉について、学問的な研究を深めるとともに、国際的な対話、議論、交流を発展させることを目標として、本研究会を設立しました。

自国の〈国体〉の深い認識と国際的な対話

私たちは、次の2つの視点から、各国の国体を研究することを目標としています。

1 自国の〈国体〉 =歴史、伝統、文化、信仰などのあり方の総合的研究

〈国体〉は、それぞれの国の歴史、伝統、文化、信仰などの、固有の具体的な経験から離れて存在するものではありません。そして、人々が、自国の歴史、伝統、文化、信仰などに対する深い認識と誇りを持つことは、各国が、その自律性、文化、生活を保持するとともに、自国の国際的な位置付けや役割を認識して、国際社会に貢献することにも繋がります。私たちは、このような認識に立って、各国の人々が自国の〈国体〉に対する認識を深めることによって、自国の学問の発展と国際社会の安定に寄与することを目指します。

2 各国の〈国体〉研究についての国際的な議論、対話、交流

自国についての研究は、外からの視点が加わることによって、自国の研究のみでは気付かない知見を得るとともに、他国の経験から学ぶ有用性を認識することができます。この意味で、「比較」という視点は、国体研究において重要な意義をもちます。私たちは、このような視点から、各国の〈国体〉研究について、国際的な議論、対話、交流を促進します。

国民の紐帯から生まれる価値の復権と創造

私たちの研究は、国の統合性、自律性を解体、否定しようとする昨今の国際的潮流=グローバリズムに対して、各国が歴史的に形成してきた信仰、文化、生活を尊重することによって、国民の紐帯から生まれる諸々の価値を回復し、創造することを目指すものです。人類が自らの文化と生活を保持しようとする限り、このような研究は、今後ますますその重要性を高めていくでしょう。

本研究会は、日本とフランスの研究者を当初の会員として発足します。長い歴史と伝統をもち、優れた文化を生み出してきた東西の両国が、自国の認識と相互の対話、交流を深めることは、比較国体学の発展にとって意義深いものとなるでしょう。今後、両国における研究と対話を土台として、志を同じくする多くの国々の方が参加することを期待します。

研究会ロゴについて

ロゴマークの由来 

「国とCIVITASを囲む山桜とオリーブ」 

「釜敷き山桜」の和紋章の中央に「国」の字を篆書体で配置するとともに「CIVITAS」の字をラテン文字の装飾字体(スネルラウンドスクリプト)で添え、「CIVITAS」を取り囲んだオリーブの枝が、桜の花と絡み合うように伸びていきます。 
国と山桜(日本の国花)で日本の国のイメージを表し、CIVITASとオリーブでフランス (あるいは、伝統的ヨーロッパ諸国)の国のイメージを表すとともに、両者がそれぞれの個性を主張しながら、互いに支えあうイメージを表しました。 

 また、「釜敷き山桜」の「釜敷き」は釜の下に敷く藁で編んだマットで、「食文化」のイメージを重ね合わせると同時に、山桜は、本居宣長の歌、「敷島の大和ごころ人問はば 朝日に匂ふ山櫻花」を想起させます。 
(なお、釜敷き山桜は特定の家の家紋としては用いられておらず、特定の家名との関係はありません。) 

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比較国体学研究会The Comparative Studies of National ConstitutionsCercle d'études Comparées des Constitutions Nationales Cercle d’étude comparée des constitutions nationales

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